賢者は歴史に学ぶ。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に縛られる。本当に同感!僕の大好きな言葉ですが、さらにこれに付け足したい一行があります。「凡人は変化に翻弄される」。です。
この夏まで日経新聞に連載されていた、堺屋太一氏の「世界を作った男・ジンギスハン」は、毎朝新聞が待ちきれないくらい、本当に楽しく読ませてもらいました。部族や国の興亡相次ぐ中、ジンギスハンが何を考え何を見据えて生き抜き、世界に何を残したかを、経済の視点で捉え現代に置き換えて話を進める技に感服しながら読んでいました。
ちなみに、僕の今までのチンギス像は「井上靖・蒼き狼」のロマンに拠っていましたから、180度近く違う印象でした。(どちらも好きですが)、あっ、こっちが本題じゃなかったんだ。
表題の話に戻ると、今の時代がまさにその「変化に翻弄される」危険が一杯の時代のように感じます。先日もある大手広告代理店の役員の方と話していたのですが、「我々は入社以来の30年間以上、広告コミュニケーションのセオリーは一度も変えずに、成功を収めてき続けられた。それが今!・・・」と、これは本当に本音だと思うのですが、今はもう違う。これからはもっと変る。変化の潮目に遭遇しました。
その変化に当たって、賢者は「歴史」を解釈して新たな道を探り出す。愚者は過去の「成功体験」にすがり、判断を誤ると教わりました。そして、僕が今実感しているのはむしろ三つ目の現象。凡人は、変化に出会ってただオタオタと、(定見無く)新しい手法にすがってはあきらめ、試しては後悔して行き詰まっているのでは?と。
大局を見、流れを読みきる目。新しいセオリーを自ら作る勇気?いや信念ですか。・・・・とは言っても、本物のチンギスハンは1000年に一人しか出ないんですけどね。でも、頑張りましょ。
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凡人は変化に翻弄される。そうですね。
今日、ある企業の採用プロモーションの打ち合わせで、求める人材像の一つに、「想定外を楽しめる人」って言葉が出されて、ああ、良いな!と感じたんですね。変化にうろたえないで、自らリスクをとって、変化を楽しむ。そうなると、その人の人生も、きっと楽しくなるですね。