赤福の事件に思うこと。

赤福の事件報道がかまびすしい。食材の転用や、日付の改ざんが、組織的に繰り返されて来ていたとしたら、大いなるブランドによる、許しがたい裏切りだ。

テレビのニュースを見ていて、伊勢神宮に隣接するあのお土産屋街「おかげ横丁」が、赤福の功績による立ち上げだと、初めて知った。以前に、初めてお伊勢参りに赴いたときに「この商店街はすばらしい」と、素直に感じたものだった。聞けば、スポーツ施設の協賛による地域振興にも取り組んでいたらしい。


オーナー企業の明と暗
先日、白い恋人の事件でメディアを騒がせた、札幌の石屋製菓さんを思い出した。前社長とは仕事でお会いしたこともある。

石屋製菓さんも、Jリーグのコンサドーレの支援など、地域への還元に極めて熱心な企業だった。どちらもオーナー企業で、大きな利益を上げる競争力を持つから、思い切った社会貢献にも踏み込め、それがさらにブランドを育てる訳だが、、、、。
その利益の源泉を、不正で捻出するのは許されない。

一罰百戒。今頃、多くの企業が慌てて対処に走っていそうな気がする。


賞味期限は考えさせる

そう言えば、あのミートホープの社長が言っていた。「安いもの安いものと消費者が言うからいけない」と言うようなことを。
盗人にも一部の理の類だが、原材料表示は別としても「賞味期限」は、もっともっと大きな問題を内包しているように思えてならない。

実際僕は、冷蔵庫の中に安全に保管されているものなら、普段は殆ど賞味期限は気にしないで食べてしまうが、ちゃんと生きている(旧人類?)。
日本のまじめな?主婦たちが期限切れの食品を、さっさっとゴミ箱に捨てる一方で、地球上には多くの飢えた子供達がいるのが現実だ。

 

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プロフィール

VM Lab 辻井 良一

1983年セールスプロモーションの企画制作会社「株式会社アイベックス」を設立。プロモーション・プランナーとして、「売れる仕組みづくり」をキーワードに、さ まざまな企業の販促キャンペーン、市場導入プラン等に携わる。日本初のネットキャンペーン、キリンビバレッジ社「ネットでFIREキャンペーン」などを手がける。
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25年間プロモーションの最前線で、「売れる仕組みづくり」に携ってきた私、辻井良一(DG&Ibex創業者)が主宰する、「これからのマーケティング」を考えるラボです。
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